![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_f88db45a0a15419195c9b97b35f0c730~mv2.jpeg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_f88db45a0a15419195c9b97b35f0c730~mv2.jpeg)
プエブロレザー は、牛の首から肩にかけての部位”ショルダー”をカットして鞣されており
“トラ”と言われる画像上部のシワが特徴的な素材となります
ショルダーは比較的、繊維密度が均一では無いため
厚みを薄く漉いて、使用する小物に適した素材です
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_ae3c22d075e74e98a6f58f883f0d5ccc~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_ae3c22d075e74e98a6f58f883f0d5ccc~mv2.jpg)
スクラッチ加工により、表面を軽く削ることで軽く毛羽立たせ
元々の滑らかな質感から、カサカサした和紙のような質感へ
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_0889635ad57143acb22661a0ea36f632~mv2.jpeg/v1/fill/w_980,h_619,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_0889635ad57143acb22661a0ea36f632~mv2.jpeg)
トラはより際立ち、表情豊かな素材感となります
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_6fb35dd210e04f7e8100ef20e1f61e06~mv2.jpeg/v1/fill/w_980,h_724,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_6fb35dd210e04f7e8100ef20e1f61e06~mv2.jpeg)
ショルダーの中でも、繊維密度が比較的高い(伸びが少なく、シワになりにくい)部位は、首から背中にかけての部位で
この部位のみ、1枚革をそのまま使うことが可能となります
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_3ca2f744826e412c8660a89e704bf558~mv2.jpeg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_3ca2f744826e412c8660a89e704bf558~mv2.jpeg)
リュテスの製品では、名刺入れ等に、繊維密度の高い1枚革を使用しています
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_46e00e74fd67429ca3f6f23b0ad98312~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_46e00e74fd67429ca3f6f23b0ad98312~mv2.jpg)
職人としては、普段見慣れている1枚革ですが
通常は、あまり目にする機会がないですよね
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_73e46083ff6f4340bf104c2642b0069e~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_73e46083ff6f4340bf104c2642b0069e~mv2.jpg)
1枚革をそのまま使える部分もあれば
薄く漉いて使う部分もあり
![](https://static.wixstatic.com/media/8ae783_6d3c9a995d26457995fdb94d421ba271~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/8ae783_6d3c9a995d26457995fdb94d421ba271~mv2.jpg)
作るものによって、どの部位をどの部分に使うか
ここは職人の技量が試される部分
カットしてから、後で使えない部分に気付いてやり直し
という事も多々あります
プエブロレザー は、劇的な経年変化を見せます
使用毎に、表面の毛羽立ちが抑えられ
色の変化やツヤ感が際立ちます
これは、表面に顔料系の色を乗せるのではなく
自然な風合いを生かした、染料染めだからこそ
この経年変化こそが、プエブロレザー や
ミネルバリスシオレザーの魅力
使用の際についてしまう傷も
内部に浸透した牛脚油が表面に膜を作り
自然と目立たなくなって行きます
ちなみにpetrolio(ペトローリオ)は石油という意味のようです
なぜ石油なのかはわかりませんが…
今回はプエブロレザー /ペトローリオのご紹介でした
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