日本を代表する革製造メーカー(タンナー)
”栃木レザー”とハシモト産業の共同開発で生まれた
こだわりの素材「ロングラン」を入手しました
今回は栃木レザー”ロングラン”について
詳しくご紹介したいと思います
・ロングランとは
・ロングランの工程
・ロングランの特徴
ロングランとは…
ヌメ革が本来持つ”艶と深み”
手に取った時の”感触”
使用後の”エイジング”
古来より受け継がれてきた”伝統製法=本物の革”をテーマに
通常よりも多くの時間をかけ
こだわりを持って作られた素材となます
ロングランの工程…
栃木レザーの特徴でもある
”ピット製法”と呼ばれる
巨大な水槽に張ったタンニン溶剤の中に
皮を漬け込んでなめす伝統的ななめし方法で作られます
有害な物質を排出する薬品類は使わず
アカシア系の樹木、ミモザの樹皮から抽出したエキスで
15の工程を経て なめしを行なっています
ロングランの特徴…
従来 栃木レザーで使用している
ポンドの重たい北米産原皮ではなく
軽めの「デイリーステア」という種の原皮を使用しています
「デイリーステアは元々の厚みが薄く
強度も強く 柔らかくてしなやか」
この特徴を引き出すために
特殊な製法を加えた下地を使用し
ゆっくりとオイルをなじませ
粘りを与え
従来の本ヌメ革ではなかった
銀面の優しさともっちり感を表現しました
これまで「ロングラン」について
ご紹介してきましたが
個人的には栃木レザーというと
ワイルドな印象が強かったのですが
「ロングラン」に関しては
荒々しい北米産らしからぬ
ハリ コシ 艶 など上質でバランス良くまとまった素材感が
とても魅力的だったので
今回仕入れさせていただきました
今後は「ロングラン」を使用した製品を
順次ご紹介したいと思います
また、今後の予定では
ベルギーの「革の宝石」と言われる
あの素材が入荷いたします
乞うご期待!
תגובות